雑記(2021年)
- 就職
新卒で入って10年近く所属していた会社を退職し、株の売買益で暮らす根無し草のような生活をしていた。
この生活が半年ほど続いた段階で、自分の短期トレーダーとしての資質の無さ、短調な生活から来る飽き、自堕落な生活から来る成長機会の喪失への恐れ、等を感じるようになっていた。
この頃、前職を退職した後で失っていた労働意欲が少し回復していたこともあり、知人の紹介で、とある会社の選考を受けて、現在はこの会社に所属している。
前職ではITプロジェクトやサービス運営を管理する、Managerのロールを担当すること時期が長かったが、現職ではIndividual Contributorとして自身の腕を磨くようなロールへの路線変更を行った。
ジョブとしてはシャーマンのような仕事をしている。
クライアントのお悩みに対して、卜占や予言や治病を使い分けて対応したり、場合によっては謝罪を繰り返す謝男(シャーマン)を演じたりしている。
世界中の様々な国で暮らしている人々と、メールやチャットやビデオ通話を通じてやりとりを行うことから、英語力を鍛錬する必要性も駆られている。
スキルアップの機会には事欠かない状況である為、次に労働意欲を失うまでは今の環境で頑張ってみようと思う。 - 株
2021年も色々と下手を打った1年であった。
一番は、35ドルあたりで買ってからホールドしていたNVDAを、2021年の1月に570ドルあたりで手放したことだ。
2021年5月あたりでFRBがテーパリングに言及するかと思っていたことから、早めに米株から撤退を決めていたが、これが早すぎる決断となってしまっていた。
前年の秋から半年以上ヨコヨコを続けていたNVDAは、2021年5月頃から再び上昇を開始して、現在は分割前価格で1200前後を推移している。
「一生一緒にエヌビディア♪」こんな風にカキコしていた日々が懐かしい。
今はエヌビディアに復縁を申し込むタイミングを見計らっている。 - 為替
2012年にトルコリラとルーブル建ての公社債を買って以来、年利10%前後の利子が付きつつも、為替の変動によって円ベースで損失を抱え続けている。
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特にトルコリラについては、「国のトップがあんなんだと大変だなw」という感覚で眺めていたが、冷静に考えると我が国の現内閣総理大臣を見ている限り、他人事では無い気もしてくる。
ひょっとすると、暗黒時代に突入する前の歴史の転換点にいるのかもしれない。
Backtraderことはじめ
株のバックテストの為に、BacktraderというPythonのライブラリを使い始めた。
元々backtesting.pyというライブラリを使っていたが、このライブラリは1つの銘柄に対してバックテストを行う為のものであり、1つのポートフォリオに複数の銘柄を入れて、毎月の成績に応じて銘柄を入れ替えたり、リバランスして保有比率を変える、といったようなことに対応出来なかった。
Backtraderはこのような機能を有しており、知名度もそれなりにありそうなので検証してみた。
参考にさせて頂いたのは以下のコード。
例えば、「米国のセクター別ETF10数種の中から、過去半年のリターンが高いETFを4つ保有して、四半期ごとにローテションを行う」という戦略を作り、2011年~2021年の過去データでバックテストを行った際の結果を出すと以下のようになる。
売買履歴(緑が買いで赤が売り)
結果レポート
CAGR、シャープレシオ、ドローダウン、年毎や月毎のリターンが分かるレポートが出力される。
入力データはYahooFinanceなどでcsvファイル形式で入手してこればいいので、色々と応用も効きそう。
個別株の裁量取引はギャンブル要素が強すぎるし…、でもインデックスガチホ投資は脳死過ぎて嫌…、というような人にお勧めしたい。
Githubでbacktraderで検索をかけると、参考になるコードが公開されているので、スモールスタートで始めると良いと思う。
HELLSINGと株式投資家
この作品には、敵軍のボスである少佐が、開戦にともない自軍を鼓舞する有名な演説シーンがある。
このシーンでの演説内容が株式投資家としての心の琴線に触れた。
銃剣先をそろえた歩兵の横隊が敵の戦列を蹂躙するのが好きだ
恐慌状態の新兵が既に息絶えた敵兵を何度も何度も刺突している様など感動すら覚える(中略)
露助の機甲師団に滅茶苦茶にされるのが好きだ
必死に守るはずだった村々が蹂躙され女子供が犯され殺されていく様はとてもとても悲しいものだ
英米の物量に押し潰されて殲滅されるのが好きだ
英米攻撃機に追いまわされ害虫の様に地べたを這い回るのは屈辱の極みだ
勝っている時の戦争が好きだというだけではなく、負けている時も好きだというのが狂人的な感性に聞こえる。
しかしながら、「株式投資において負けている状況すらも楽しむ」という経験は私も今までにしたことがある。
これは、負けても一命を取り留める限り、負けた経験を糧としてより強くなれるという思いから来ているのであろう。
ジムクレイマーもその著書の中で”Staying in the game”という表現で、株式市場で生き残ることの大切さを説いていた。
Jim Cramer's Real Money: Sane Investing in an Insane World (English Edition)
- 作者:Cramer, Jim
- 発売日: 2005/03/29
- メディア: Kindle版
投資家たちは勝ち続ける方法のことを「聖杯」と呼んでいり、各人が聖杯を求めて日々模索している。
仮に聖杯を手にできたとして、その聖杯から溢れ出るものが、慎ましやかな暮らしを支えるだけの富なのか、それとも自分以外を破滅に追いやる欲望の泥なのかは人によって異なる。
自分が求めている聖杯がどちら側なのかは定かでないが、当面の間は前者の聖杯を手に入れられるように精進していきたい。
雑記(2020/8-10)
- 株
8月の盆明けあたりから、株の短期売買で生活費を稼ぐ試みを始めた。
500万円を元手に始めて、色々と試行錯誤をした結果、9月末時点で+180万円の確定利益を得た。
想定外のパフォーマンスの良さに調子に乗り、生活費口座からお金を引き出して勝負に出た。
「ああ。生活費を稼ぐのはいいが――
別に、あれ(オハマの賢人ことウォーレン・バフェット)を倒してしまっても構わんのだろう?
損切ラインは設けているが、損切水準に到達せず、宙ぶらりんの状態で資金を拘束され続けている。
株はつらい。買っても辛いが、負けるともっと辛い。
今は神に祈りつつ、次の戦略を練っている。
- 帰省
10年ぶりに実家に帰った。
ついでに京都に寄るなどして、学生時代に通っていた飯屋に行った。
コアなファンが多かった四川中華料理屋、龍門百万遍店は爍豊(シャクホウ)という店に替わっていた。
しかしながら、この店でも龍門の看板メニュー「鶏肉の葱油かけそば」が提供されているのだ!
シャクホウ開店おめでとう。百万遍で食べる、いつもの味。僕にとって新鮮みがないことが、成功の証だと思う。
予定ではいつもの味を味わうつもりであったが、実際に食べてみると思い出の味とは違っていた。
スープの味は薄く、辛味は抑えられており、鶏肉も大きめに切られていた。
まだ味の練習中なのかもしれない。
この数日後に龍門岡崎店で食べた鶏肉の葱油かけそばは、思い出の味に近かった。鶏肉の葱油まぜそばもあるそうなので、また寄る機会があれば食べてみたい。
龍門に寄った後、山元麺蔵に行った。
10年前の時点でかなりの人気店であったが、ミシュランに選定されたとかで人気に拍車がかかってるらしい。
平日12時に予約なしで店舗に行くと、14時半に再訪するように言われた。
麺も天ぷらも相変わらず美味かった。
本当はとんかつおくだと紫蔵の家系ラーメンを食べたかったが、次回の楽しみにとっておきたいと思う。 - 仕事
そろそろ働いてもいいかなという気持ちになってきた。
リモートメインで通勤が少ない職に就きたい。
【読書メモ】小次郎講師流 テクニカル指標を計算式から学び、その本質に迫る 真・チャート分析大全 −−安定投資家になるためのエッジの見つけ方
#### 対象
書名:小次郎講師流 テクニカル指標を計算式から学び、その本質に迫る 真・チャート分析大全 −−安定投資家になるためのエッジの見つけ方
著者:小次郎講師
#### 概要
チャートのテクニカル分析の本。
ファンダメンタル要素は一切見ずに売買の判断を出しているため、書かれている内容が正しければ個別株だけでなくFXや先物取引にも応用出来そう。
kindle版を買ってトレード用のPCで読めるようにしておくことをお勧めしたい。
本を買う前に著者のYoutube動画を見ても良いと思う。
RSIとは? テクニカル指標の勉強に大切な5つのポイント【チャート分析大全 -01- RSI①】
【読書メモ】コーポレートファイナンス 戦略と実践
対象
書名:コーポレートファイナンス 戦略と実践 著者:田中慎一、保田隆明
概要
会社の成長ステージ(創業、成長、成熟、衰退)で行われるファイナンス手法(シード投資、銀行融資、IPO、M&A、株主還元)について書かれた本。
内容的にはROIC経営の本を含有している感じがしたので、ROIC経営の方を先に読むべきだった。 sixqueens.hatenablog.com
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